コンサルタント職の1日と
入社1年目
「ブランディングを通して、従業員に愛される会社をつくりたい」、「創業理念を今の時代に見合うものに改定したい」……など。独自の要望や相談に対して、それぞれの専門性を発揮し、連携しながらミッション達成に取り組んでいきます。 コンサルタントのミッションは要望の背景にある課題を掴み、解決策をディスカッションする中から、クライアントにとって唯一無二の存在になっていくこと。もう一つはメンバーを巻き込み、プロジェクトを率いていくこと。この2つです。 コンシェルジュのように、クライアントの唯一無二の存在に成長していく上で、仕事の“専門性”と仕事人としての“人格”を高める一年を用意しています。
07:50
出社し、まずはパソコンを立ち上げます。朝が早いため、だいたい30分前後で通える範囲に住むメンバーがほとんどです。
08:00
毎朝、クライントと接するメンバーでの社内ビジネススクールが開かれています。そこで飛び交う情報は新聞よりも最新で、名だたる企業であるクライアントの最新動向をキャッチすることができます。
10:00~12:00
まだ契約の決まっていない見込み客を訪問し、情報提供。提案内容や提供情報の価値が認められれば発注、もしくは競合からの切り替えに。でもそれ以上に見られるのは担当コンサルが信頼できるか。真剣勝負です。
12:00
先輩トップコンサルと昼食へ。仕事に限らず、プライベートから人生相談まで。トップコンサルタントの世界観や仕事の基準をこうした場でも吸収。
13:00
自身が担当しているクライアントの元へ。頂いていた宿題を提出するとともに、+αの情報提供も。お客さんは常に情報に飢えている。他社で教えてもらった話やビジネススクールで学んだことを最大限に活用。
15:00~17:00
お客さんから頂いた宿題や要望を社内のメンバーに伝え、その週の訪問の準備を進めます。企画書や過去の事例がまとまっているデータベースも活用。
17:00
訪問議事録を作成し、各クライアントの顧客データを最新に書き換えます。打ち合わせで発生したオーダーやタスクだけでなく、担当者のビジョンや想いまで細かく更新。信頼関係を築いていく上で、クライアントを深く知りつづけるための基本業務。
18:30
トップコンサルタントと若手メンバーが集まっての振り返りを行います。各自の成果や失敗に対してトップコンサルからフィードバック。毎日全員で一歩ずつ前進。
19:00
TO DOリストを確認し、明日の動き方を頭の中で組み立てます。複数の案件を並行して進めていくので、優先順位等を整理するこの作業は超重要業務。この後、退社。
研修では業務やマナーの基礎研修に加えて、議事録の取り方を徹底して学びます。研修が終わった後も、トップコンサルタントに同行し、ひたすら議事録をとる一か月を送ります。
お客様が抱えている課題や実現したいと考えていることを正確に把握する。ビジネスのスタートは、いつもここからです。お客様の中長期的な戦略は何か、お客様の事業に競争優位性を持たらす方法は何か。ここでボタンのかけ違いがあると、その後の取り組みが全く意味のないものになってしまうので、慎重に、正確に、ニーズの内容を明らかにしていきます。
加えて、この議事録は教材でもあります。みなさんには実際に商談の場に同行していただきますが、先輩コンサルタントの横に座っていただけでは学びも気づきも半減です。お客さんの話を傾聴し、お客さんやトップコンサルタントのやりとりを学んでください。
入社した後、担当クライアントを持ち、メディア制作の進行管理業務を担って頂きます。進行管理業務は依頼発生から納品までの全ての工程に関わる仕事。実案件を通して、制作物の流れを体感することで、制作工程に関する基本的な知識を習得します。
さらに進行管理はお客さんと日々のコンタクトが途切れず、クライアントとのすべての打ち合わせに同席する仕事でもあります。トップの考え、中長期の戦略、重要施策の進捗、さまざまな企業の裏情報が自然と集まるポジションです。お客さんよりも深く、その企業を知る人間として、評価される体験を1社積んで頂きます。
無料セミナーを企画し、専門分野づくりに挑戦するのが第三ステップです。半年ほど集中してクライアントを理解し、相談にのる中で他社にも話せるほどの事例がとりたまります。先輩のセミナー運営のレクチャーを受ける傍ら、自分だけが話せるコンテンツを企画し、世の中に対して自ら情報発信する経験にチャレンジ。
コンテンツが認められれば、セミナー参加者はそのまま見込み客となります。情報発信→見込み客が増える→クライアントが増える、とこのようなサイクルに入れば、このころには独立できるほどのノウハウが身についています。最速で入社半年でセミナー講師デビューした社員もいます。
大手企業、上場企業の業界トップクラスを中心とした直接取引先に対して、入社1年目からプロジェクトに入り、重要な役割を任されます。取引する相手が業界トップクラスのクライアントばかりなので、対等に話ができるようになるための勉強量たるや半端ではありません。しかし、短期間で圧倒的な成長ができるほどにストレッチをきかせた社内育成プログラムには社員からとても定評があります。20代から、業界トップと対等に話ができ、なくてはならない存在になりたい方には最適な環境が整っています。
毎朝、クライントと接するメンバーでの社内ビジネススクールが開かれています。そこで飛び交う情報は新聞よりも最新で、大手企業クライアント300社の事業展開や組織内部のジレンマなど通常は知り得ないものばかりです。この場が、プロジェクトの背景にある課題を理解し、クライアントとディスカッションできる基礎を築いてくれます。
まずクライアントの世界観を理解する。これが当社のプロジェクト発足時の合言葉。徹底的にクライアントに「聞く力、質問する力」を養います。具体的にはコンサルタントが集まる場で、翌日の商談内容をトップコンサルがチェックするMTGを毎日設けています。日々、自身の商談の準備にフィードバックをもらう中で、クライアントと対等に渡り合うスキルを身に付けます。
週末には課題図書をいやというほど課すことも。全ては本の効果的な読み方と読書の習慣を身につけるためです。一般的に、コンサルタントとして情報提供していくには、年間100冊ほどの読書が最低限、必要とも言われます。企業の戦略に関する書籍やDVDが一万冊を超えるほど社内に用意されており、読書には事欠きません。