多摩美術大学を卒業し、JBAに入社。
そこは自分が想像していた以上に刺激的な環境だった。

自分はクリエイターとして、ただデザインを制作するのではなく、クライアントが抱える課題や、言葉にできていない真のニーズを汲み取り、解決策を表現できる力を身につけたかった。なので、入社後は積極的に先輩と多くのクライアントの前に出ていき、現場を知ることに徹していた。

そこで感じたことは、自分の視野の狭さ。
JBAのクライアントは従業員1000名以上の大手企業のみ。それも業界を絞らず様々な業界を牽引する企業ばかりだ。
そのためお客様に共通している課題は「グローバル」。
自分の中に、グローバルに展開するにあたって、あるべきデザインの引き出しがほとんどないことに気付かされた。

クリエイティブの研究開発拠点を京都で立ち上げる

JBAにとっても、クライアントのグローバル展開のための研究開発は急務。
そんな時に、京都でデザインの研究開発拠点を立ち上げる話が持ち上がった。

クリエイターを集め、世界中のデザインを収集し、クライアントに相談されてからではなく、課題を察知した瞬間にこちらから提案できる体制を京都で作る。

話を聞いてすぐに「自分がやる!」と手を上げていた。
入社してまだ1年も経っていなかったが、こんなチャンスはないと思った。

現在、週の半分は東京から京都にいき、国内外から収集したデザイン本や各社の会社案内やアニュアルレポート、広報誌などの事例の分析やデータベース化に時間を使っている。
また、JBAは情報収集のために、実際に海外に飛び、ホテルや商業施設、トレンドのショップなどの現地視察も提案すれば可能なため、自分の視野もどんどん広がっていく。
京都は2017年春に立ち上がったばかりでこれからどんどん仲間を増やしていく。
クライアントに直接提案できる環境で制作だけしているのは正直もったいない。
自分から新しいクリエイティブを提案したいと思う人は、是非一度話を聞きにきてほしい。

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