社員インタビュー

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佐藤花緒

第二新卒としてJBAへ。
お客様も社員も幸せにしたい、その想いが花開く場所。

佐藤 花緒

コーポレート本部
人財採用チームリーダー

ただの大学生に全信頼を置き、任せてくれる環境に熱中したインターン時代。

ー初めに、佐藤さんの経歴を教えてください。

元々、大学3年生の6月から、卒業するまでJBAでインターンをしていました。その後、新卒で入社した会社を1年目の12月に辞め、第二新卒としてJBAに再入社しました。JBAでは異色の経歴だと思います。

ーでは、大学生だった佐藤さんが熱中していたという、インターン時代の経験について教えてください。そもそも、なぜJBAのインターンに?

大学2年生の当時、目指していた公認会計士の道を諦めたことがきっかけです。約2年間続けた、朝7時から夜9時まで塾にこもる受験生活が終わり、そこに費やしていた時間と熱量をぶつける場所を探していました。10社ほどインターンやアルバイトの選考を受けた中で、今でもJBAの面接は忘れられません。「学生でも社員でも関係ないと言われていますが、実際にどこまでやらせていただけるんですか」と質問した私に、間髪入れず「どこまでもだよ」と返されたのです。普通だったら「商談にも出れるよ」とか「こんな仕事もできるよ」と具体的な事例を話しますよね(笑)何のためらいもなく、当たり前のように社員さんがいったその言葉が、色んな経験を積みたいと思っていた当時の私に刺さりました。「ここしかない」。直感でそう思い、入社を決意。大学3年生の6月のことでした。

ー学生が”どこまででも”任せてもらえるというJBAの環境にひかれたんですね。実際に仕事をしてみて、どうでしたか?

私が一緒に仕事をすることになった社員のTさんは、私に全信頼を置いてくださり、全部任せてくださいました。丸一日会議室にこもり、Tさんが担当しているすべてのお客様の話を聞かせてもらうところから始まり、どうしたらそれらの案件のクオリティを上げられるか、分析してカルテをつくったり、Tさんが商談に集中できるように、メールの情報を整理したり、返信の内容を考えたり。ある時は、電子部品メーカーT社様の社内マガジンの特集を丸々任され、企画構成からライティング、デザイナーさんへの依頼まで担当。またある時は、半導体メーカーZ社様の他社検討のコンペがあり、これまでのZ社様からの依頼や追加指示の傾向を分析し、ライティングやデザインの改善方針を考えたこともありました。大学3年生の夏休みは、朝から晩まで毎日オフィスにいましたね。終業時間になって「帰れ」と言われても、「Tさんのために、そのお客様のためにまだできることがある、もっとやりたい」と思うと帰りたくなかった。オフィスの隅でこっそり残業していたのが見つかってTさんに連絡がいき、出張先から「頼むから帰って!」と電話がきたこともあります(笑)何か特別な才能があるわけでもない、ただの大学3年生だった私を右腕にして、仕事を任せてくれるTさんとの信頼関係。そして、制限なく本当に”どこまででも”やらせてくれるJBAの環境に、私は熱中していました。

佐藤花緒

新卒で入社した会社で抱いた疑問。
自分の人生を大切にできる環境を選んだ。

ーJBAでのインターンを卒業した後、新卒として入社した会社ではどのようなお仕事をされていたのですか?

新卒で入社したB社は人材業界のメガベンチャーで、私はその中で転職支援の仕事をしていました。転職を希望している方にスカウトをかけて、新しい会社を紹介する、という仕事です。その会社での働き方が、私には合わなくて……。JBAでのインターンに大学3年生の夏休みの全てを捧げるほど熱中していたくらい、個人で大きな裁量権を持って、時間も熱量も自由に使って思い切り仕事がしたい、というタイプの私。しかし、私が配属になった部署では1日のタスクと時間割が細かく定められていました。また、ノルマのために「あと〇人転職させなければいけない」といつも数字に追われ、転職した後のお客様がどうなったのか、私自身には見えないことも辛かったです。誰かの人生を変える転職活動を、私のノルマの数字で左右していいのか。それが本当にその人のためになっているのか。次第に、働くことが苦しくなっていきました。

ーどうして、JBAに戻ってくることになったのですか?

JBAのインターンを卒業してB社に入社してからも、2か月に一度は、お世話になったJBAの社員の方とご飯に行っていたんです。10月頃だったか、今の仕事に感じているプレッシャーと、このまま続けることへの不安な気持ちを、本当に何気なくお話しました。すると、その社員さんが私以上に真剣になって向き合ってくださったのです。さまざまな経験を持つ他のJBAの社員さんを紹介していただき、どの社員さんも、「佐藤さんなら、こういう仕事で強みが発揮できるんじゃないか」「こんな働き方がマッチするんじゃないか」と、私が活躍できる環境や強みを、親身になって考えてくださいました。改めて自分の将来やキャリアを考える中で、JBAなら、この先私がどんなことを「やりたい」と思っても、その意欲や選択を尊重してくれる会社なのではないか。面談を重ねるうちにそう思うようになり、有難いことにJBAからも「戻ってこないか」と声をかけていただいたことで、12月頃にB社を退職。JBAに戻ってきました。

佐藤花緒
佐藤花緒

関わった人を幸せにする。
JBAとの出会いで人生が変わる、そんな採用を実現したい。

ー再入社して働かれている現在、どんなお仕事をされているんですか。

前職の経験を元に、採用責任者を任せていただいています。JBAの社員や会社の成長を一緒に考えてくれる、可能性を持った人にもっとたくさん、早く出会いたい。その次世代のリーダーを見つけるために、今、全国からさまざまな学生をインターンとして採用しています。リーダーとは、能力の有無ではなく、やりたいことや目標を掲げて、自分から人を巻き込み、結果が出るまで行動出来る人。そんな学生と出会える新しい採用と、存分に力を発揮できる育成。その仕組みと体制を確立することが、今の私のミッションです。

ー再入社したことで、改めて気付いたJBAの魅力はありますか?

JBAのビジネスモデル、環境の可能性です。お客様企業がより良くなるまで、どこまでも並走して取引できる「親身な長期関係性」という考え方。業界を問わずコンサルティングでき、世の中に大きな影響を持つ大手企業の価値向上に注力していること。インターンの頃はそれが当たり前だと思っていましたが、一度JBA以外の会社を経験したことで、そういったビジネス環境が整っていることが、どれだけ恵まれているかを実感しています。また、再入社した直後には、社内プロセスの改善のリーダーを任せていただきました。「全部佐藤さんに任せるから、資料やマニュアルなど、分からないことは何でも聞いてほしい。」かつて自分が学生インターンとしてサポートしていた先輩社員さんにそう言われた時は、身が引き締まる思いでした。やりたいと思ったら、年次やポジションに関係なく、何でもやらせてもらえる裁量権の大きい環境は、やはりJBAの大きな魅力だと思います。

ー最後に、佐藤さんの今後の目標について教えてください。

これから採用する学生インターンの皆さんや、今JBAで働く学生・社員の皆さんに、「JBAに入って良かった」と思ってもらいたいです。私の人生の軸に、「私が関わった人はみんな幸せでいてほしい」という思いがあります。JBAで、「この人と一緒にずっと働きたい」という仲間を見つけられたり、仕事にやりがいを感じたり、仕事を通して大きく成長できたり。JBAで働くことできらきら輝くような人を採用し、輝ける環境をつくりたい。既存の枠にはまった面接方式では分からない、その人の潜在的な可能性を掘り起こして、その人の人生をまるごと考える今のJBAだからこそ、そんな会社を実現できるのではないかと思います。私がJBAに、そしてTさんに出会って人生が変わり、また今この場所に戻ってきたように、JBAで人生がより良く変わる人が一人でも増えたらいいなと思っています。その時、私も自分の仕事や自分を、誇りに思える気がしています。

佐藤花緒